2014年1月10日金曜日

2013年度後期・債権総論・親族法・講義課題について1

今期の講義課題の趣旨は,
自らの労力(時間・手間・(可能であれば金(複写代))を使って,
調べ,理解し,考え,書くことを主眼としていました。
(※最低限,調べて,写す(書く),だけでも良い,と妥協も。
写す(書く)だけでも,主体的に取り組めば,自らの血肉化するから。)

最近の学生は,与えられることに慣れています。
 中高教育は,もっぱら,与えられるものだから,
 仕方ない側面もある。
自ら,主体的に調べることをしない。

大学には,図書館という知的財産(宝庫)があるんです。
その知的宝庫を縦横無尽に駆使して,
物事を調べるクセを付けて欲しかったのです。

 自分の時間・体力・手間暇をかけてこそ,
 その学んだモノ・ことが,自分のモノとなる。

 与えられる,
 大した労力もかけずに,
 得た知識・モノは軽いモノです。

そのクセは,学生が将来,社会(会社)に出たとき,
社会(会社)内での生存競争で自らを差別化するときに
活きてくると思います。

 人並みのことをやっていたのでは,
 差別化なんてできません。

したがって,今期は,
内容ももちろん評価していましたが,
それと同時に,
手間暇かけて調べていたかどうか,についても,
評価対象としていました。

僕の課題で,そういうクセ・スキルを学べた学生は,
そのクセ・スキルを持ち続けて欲しいと思います。

怠けた学生は,やった方が良いですよ。

学年があがって,3年次(担保物権・金融取引)は,
調べ,理解し,それを自分の言葉で表現し,
その武器を有効活用できるかを,問うていこうと思います。

※2年は,同じく,調べる,という作業から,になります。

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