今期の講義課題の趣旨は,
自らの労力(時間・手間・(可能であれば金(複写代))を使って,
調べ,理解し,考え,書くことを主眼としていました。
(※最低限,調べて,写す(書く),だけでも良い,と妥協も。
写す(書く)だけでも,主体的に取り組めば,自らの血肉化するから。)
最近の学生は,与えられることに慣れています。
中高教育は,もっぱら,与えられるものだから,
仕方ない側面もある。
自ら,主体的に調べることをしない。
大学には,図書館という知的財産(宝庫)があるんです。
その知的宝庫を縦横無尽に駆使して,
物事を調べるクセを付けて欲しかったのです。
自分の時間・体力・手間暇をかけてこそ,
その学んだモノ・ことが,自分のモノとなる。
与えられる,
大した労力もかけずに,
得た知識・モノは軽いモノです。
そのクセは,学生が将来,社会(会社)に出たとき,
社会(会社)内での生存競争で自らを差別化するときに
活きてくると思います。
人並みのことをやっていたのでは,
差別化なんてできません。
したがって,今期は,
内容ももちろん評価していましたが,
それと同時に,
手間暇かけて調べていたかどうか,についても,
評価対象としていました。
僕の課題で,そういうクセ・スキルを学べた学生は,
そのクセ・スキルを持ち続けて欲しいと思います。
怠けた学生は,やった方が良いですよ。
学年があがって,3年次(担保物権・金融取引)は,
調べ,理解し,それを自分の言葉で表現し,
その武器を有効活用できるかを,問うていこうと思います。
※2年は,同じく,調べる,という作業から,になります。
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