2014年11月29日土曜日

res cottidianae

講義を終えて,生協に昼食を買いに行った帰り。

ご承知のように,本学は,キャンパス全面禁煙ですが,
「なぜか」生協の脇に,喫煙スペースがある。

 僕は,全面禁煙絶対賛成派です。

生協の前で堂々とタバコを吸う学生。
その脇で,用務?の高齢者の方が,吸い殻を拾っている。

瞬間湯沸かし状態でした。
少し大人になったので,怒鳴りつけませんでしたが,
学生,うすら笑いを浮かべて,言うことを聞かない。
その脇で,立ち尽くす用務の方。
結局,本来の禁煙スペースに学生は行きましたが,
用務の方に,「注意して良いですよ」というと,
「ここは,喫煙スペースではなく,単に灰皿があるだけだ」,と。
(※用務の方は,僕の素性が分かってなかったのでしょう。)

僕が喫煙を格好悪いことだと思っていることは別にしても,
学生のお祖父さんくらいの年齢の方に,
仕事とはいえ,吸い殻を拾わせて(&嫌な思いをさせて),
言うことを聞かない・薄ら笑いを浮かべている学生の姿に,
僕は慄然かつ激怒したのでした。

一事をもって,全体を語ることはできませんが,
我われの大学も,そういう大学になりつつあるんです。

僕は大学に問いたい,
大学構成員は,この大学をどうしたいのか,
このままで良いと思っているのか。

 箱物を作ること,
 設備を整えること,
 会議をすることで
 満足しちゃっているんじゃないか。
 何か大切なことを忘れちゃっているんじゃないか。
 
 もっとも,我われ自身のあり方が,
 学生にも伝播している,というのも,
 あると思うのです。 

責任・批判・非難を回避しない・逃げない生き方をしたいと思います。

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