月末原稿2本,書き上げました。
明朝再読して提出です。
共著原稿もとりあえずの推敲を。
少しずつ調子を上げていきたいと思います。
「『子ども六法』を授業に取り込むには?」に参加でした。
『子ども六法』の著者を招いて。
今の状況では,2時間はきつかったですが,
他大学の先生方の話しを聴けたのは良かったです。
『子ども六法』,滅茶苦茶売れているみたいですね。
***
「新実存論」は読んでいませんが,時代の寵児でもあるので。
ハイデガーやハーバーマスを斬りまくり。
でも,結局は,マルクスは,ある面,ハーバーマス的です。
哲学と理論物理学との近さにも驚きました。
マルクスと中島の対談は,噛み合っているようにも見えて,
噛み合ってない印象も。マルクスは攻撃的ですね。
いずれにしても,『知』(学問)は(も)
我われが考える以上に,先に進んでいるように思いました。
中島が立命館アジアの設立に関わったとは知りませんでした。
そして,ボン大学,東大の動きにも刺激を受けましたね。
本学にも,研究所の設立を考えてみようかな。
大学,大学教育についても,指摘があり,いろいろ考えさせられました。
「新しい啓蒙に向かって(toward a new enlightment)」
という章題とその内容には共感を覚えましたね。
マルクスが,企業のブレインとして哲学者をおくべきだ,という主張には賛同。
それとは別に(学問としても),
本学にも,哲学,歴史学のプロパーの教員をおかないとならないと思います。
***
研究の比重が大きくなってきたので,
今後はあまり読めなくなりますね。
しかし,その点,あり方を変えていこうと思っています。
トレーニングの時間が無駄なんですよね。
しかし,多分,止められないでしょう。
***
「法学」を教えていますが,
正直,実定法学にはあまり魅力を感じなくなっています。
正確には,閉じた法学・実定法学と言った方が良いでしょうか。
法律・法学は道具です。
それを使って,社会を如何に良くしていくか。
このブログでも,よく世界・社会との対峙と言っていますが,
それは,そういうことです。
大きな問題意識・関心をもって学問に取り組んでいく
必要があるように思います。
オープンなかたちで学問を展開していきたいと思います。
そういう姿勢をもつことで,
未来志向の学問・話しを展開していくことができると思います。
ある本を読んでいて,
体系を考えて,原稿を書かないとならない,
という指摘を教えられました。
本学の日本経済史の先生に,
本を書け!とよく言われています。
彼に言われていることも,
そういうことだったのですね。
やっと分かりました。
今後,肝に銘じていきたいと思います。