シンポのための研究。
それ以外の研究には進めてないけれど着想だけは練っています。
夜は,ラテン語自主ゼミでしたが,
受講者が体調不良で延期,課題の添削を進めました。
内容を理解しているか,という答案が多く,
どうしたら,学生を学問に向けることができるのか,悩むこと多いです。
何でも基礎トレーニングは大変なんです。
それを超えると,また豊穣な世界が見えてくる。
そういう世界を観て欲しいんですよね。
学生は,そういう世界を見ずに,社会に入って行く…。
そういう世界を見ちゃうと,社会に出るに当たっての
自分自身の身の振り方・処し方も変わってくるのになと思っています。
学者の文献をいろいろ渉猟していますが,
力づけられる文献,自分の努力不足を痛感する文献,
いろいろあって,勉強になります。
今の自分は,面白い立場にあって,
基礎法出身であるにもかかわらず,
実定法にシフトしちゃっていて,
基礎法的研究も細々とやっている。
歴史・実定法解釈,この関係を考えながら,
研究に臨まないとならないなと反省をしています。
厳密・厳格な態度が要求されている。
そういう緊張した・凜とした世界が,
本学には感じられないのがとっても残念です。
サラリーマン的大学教員が増えているように思います。
【追記】
自分だけでも踏みとどまる。
今日は,年代の違うOG,OBが訪ねてきてくれました。
訪ねてきてくれること自体,有り難いことです。
この仕事の醍醐味でもある。
僕は,学生との関係を,humanに考えて,
大学を卒業した後も,続くものと思っています。
学生・OGOBから教えられることも多い。
今日は,とっても良いニュースを聞きました。
在学中から,いろいろあった年代なんで,とっても嬉しいニュースでした。
OGOBに吐露したけれど,
自分の生き方を悔いていることもあり,
若いって良いなと改めて思いました。
もう後が少ない僕は,この後どう生きていったら良いのか,
同時に,若いOGOB,現役に何を伝えていったら良いのか,
考えさせられています。
毒を一つ書くと,
大学が,こういうふうに,現役やOGOBを大切にできると,
本学も良い大学になるのにと思っています。
***
肝に銘じます。
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