2019年3月20日水曜日

20190319 res cottidianae

本日も教科書校正。
自分の頭の悪さが嫌になってくる作業です。
明日には決着が付きそうかな。
次の改訂があるのですけど。

途中,時間を調整して,
映画を見に行ってきました。
何度か取り上げている,この映画
ゼミfacebookにも書いたけれど,
いろいろな意味で重い映画でしたね。
拉致・レイプのインタビューの繰り返しには,
気分が重くなりました。
原題が,on her shoulder。
ナディアの肩にも重荷がありましたね。
若い頃,国連で働きたい,と思っていたことがあります。
今,考えると,そっちの方が向いていただろうな,と。
学生にも観て欲しい映画です。
そして,人生・将来を考えて欲しい。

今,僕ができることは,
教育をしっかりやること,ですね。
学生に,学ぶことの意味・大切さを
理解してもらえるような働きかけを
していかないとならないと思っています。

大学教員(研究者)の世界を観ていると・いると,
学問・学識にはaufklarungの力があるようには
まったく思えませんが,
僕は,まだその力を信じたいと思うし,
伝えられるように,自分自身,研鑽を積まないとなりません。

***

ほぼ毎日,虐待・暴力のニュースが報じられていますように思います。

虐待・暴力を語る人こそ,
実は,暴力を振るっているのではないかと
感じたりすることが多いのです。

だから,僕は,その風潮には乗らないし,
その種の問題には,何も語らないようにしている。

沈黙は,理解されないことにも繋がりますが,
語ることで,自分を正当化するくらいなら,
沈黙することで,誤解されたままの方が良いと思っています。

自分を正当化ってのは,
ある意味,周りに対しての暴力にも繋がることもある。

言葉よりは,実践・行動がものをいうと僕は思っています。

***

父の死の実感がまだないのですが…。
彼は,以前,書いたように,
自分を語らなかった人間だったな,と。
そして,批判・非難に対しても,
反論(自己正当化)をすることがなかった。
 数回,切れたのを観たことがあるけれど。
彼の態度のその理由が,どこにあるのか・あったのか,と,
ここ数日,考えていましたが,
日曜のトレーニング中に,ふと思いついたことがありました。
彼は,第二次世界大戦末期に,
予科練~特攻隊に所属していました(特攻隊の生き残り)。
彼は,そこで,多分,若いながらも,
死と隣り合わせの日常を経験したのではないか,と。
結局,その辺のことを語らずに,彼は死んでしまいましたが,
その経験が,彼の姿勢の源にあったのではないか,と,
勝手ながら想像して,自分なりに合点がいったのでした。

***

大学教員(研究者)の生活もハードです。

以前書いたことがあったか,言っていると思いますが,
着想練り・論文書きは,最後は,肉体労働,
体力がものをいう,と思っています。

学生と,将来や人生について話しをしていると,
プライベートを充実させたい云々ということを
聴いたりするのですが,
信念をもってガッツリ仕事をして,という生活の方が
充実しているのではないか,と思うのですが,
いかがなもんなんでしょう。

***

今日,町のコンビニで,
アルバイト中の学生から,「先生」と。
町で会うのは,少し恥ずかしいですね。

***

公示価格
お世話になっている外部講師の先生たちの尽力です。

成年後見
母の補助人に就任しようかと思っています。
手続きを進めます。
いろいろ手続きを進めるためには,
法的な裏付けが必要なので。

仮想通貨
これをどう評価するか,です。
これらの問題は,僕の今後の研究テーマとなります。

太陽光発電
ずっと書いていますが,
この法的スキームも検討・検証が必要です。


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