街中の中世とルネッサンスの遺産の視察です。
彫像は興味がありますが,絵画はよく分からないのです。
僕のことをよく知っている人は,知っていますが,
僕は色盲なので,色合いのニュアンスが分からないのですね
ー生まれてから,ずっとそうなんで,何と表現して良いのか分からないんです。
No planだったし,しかも土曜だったので,
どこも長蛇の列で,予定通り回れませんでした。次の機会ですね。
しかし,昨日も書いたように,住みやすそうですし,
食事には困らない(少し高いけれど)感じです。
先週,ナポリ,今週は,北ですが,
街の様子がまったく違いますね。
ナポリは,猥雑(ゴミ,犬の糞…),
フィレンツィエは,ゴミ,犬の糞はあまりなく,
オシャレな女子と外国人が多い感じです。
実は,ヨーロッパ史全体が得意なのですが,
北イタリアの歴史はドイツ・フランスとの関係が強くなる。
北イタリアーメディチというよりも,
ドイツ・フランス,特にドイツの歴史の方が興味深くなっちゃうんです。
20数年前に,よくヨーロッパに貧乏旅行に来ていた頃と比べると,
ヨーロッパ人(イタリア人)の雰囲気も変わってきたように思います。
以前は,露骨に差別を感じることがありましたが,
今回の滞在では,それほど差別を感じません。
以前書いたかもですが,
ヨーロッパ自体,多様性に寛容な社会になってきたのかもしれません。
イタリアの学問に,それが影響を及ぼしているかどうかは,分かりませが,
明かにヨーロッパ全体の学問(社会の上層部なのかもしれませんし,
おそらく,確実にそうなんだろうけれど)には,
文献を読む限り,その影響が見て取れます。
却って,日本の学問ー法学のあり方自体,極めて狭隘のように感じています。
それを打破しないとならないと思っています。
「巨人」の振る舞いをしている学界の足元を突きくずさないとと思っています。
学生にも,この学問のスリリングさを理解してほしいんです。
大変だけれど,自分の思い通りに(ストレスなく)闘うことができて,
ペイも悪くはない。この,なんともいえなく,不安で不安定だけれど,
edge上で悪戦苦闘している状況…魅力的に感じませんか。
安定を求める生き方は,僕に取っては,刺激がない。
何よりも,物理的かつ精神的に自由です。
ゼミ生の手元に届くのは,月曜ですが,
ゼミ企画,どんどん展開しています。
スラックで公開している企画については,
牛歩の如く?進めています。
そして,ゼミ生にはまだ明かせませんが,
例年の取組みも再び。
研究者ストーリーでも言っているんだけれど,
大変なのですが,この瞬間,ヤル気を覚えるんですよね。
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