2023年8月4日金曜日

20230803 res cottidianae

今日は移動日でした。
ロンドンと時差はないかと勘違いしていて,
車中,仕事の時間を逸しました。
ローマと同じ時間帯でした。



科研と企画の案を練るつもりが…タイムアップ。

その後は,昨日の腹痛に,頭痛と喉痛を併発し,
苦しんでいました(す)。
したがって,事務作業のみで,今日はごめんなさいです。


こちらも数十年ぶりのパリですが,
相変わらず移民が多い感じですし,
わい雑な街だし,フランス人はアレです。
こちらに来て,初めて,露骨な差別表現とジェスチャーを受けました。
若者と有色人種でしたが,国としていかがなものかと思っちゃいますよね。
日本人が思う諸外国のイメージと,諸外国の現実との相違を感じた次第です。

数日前に書いたのですが,
国家の現代の有り様は,
国家がなくても,人々の生活や経済は回っていくような気がしていて,
国家は単に,税金を徴収して,様ざまな意味での
制度的下支えと,セイフティーネットを張るような存在になっている,
と思います。
したがって,誰が政治を執っても,国家の有り様は変わらない。
このような国家形態を,どう表したら良いのか。
下支え国家・セイフティーネット国家…。
これは,法史家としても考えなければならない問題だと思います。
こういう問題に斬り込んでいる学者はいるのでしょうか。
誰か情報を持っている人がいれば,教えて欲しいです。
そして,今の国家における学問・学識・学者の役割についても。
国家やマスコミで持て囃される学者の中には,
一流の学者はいないように見えます。
そういう意味でも,国家・マスコミの勉強不足が露呈しちゃっている。


昨日の大英博物館での写真ですが,
この展示物には目が引かれちゃう。
ASIAだよな,と。

明日は,体調が回復すると良いです。
少なくともお腹だけでも。

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