クレタ島からエーゲ海を渡ってきました。
古典古代には,人力で,島じまを行き来していたんですね。
ナビゲートのためには,時間と方向が分からないとならない。
知恵と経験の賜物だったのでしょう。
奥尻の復旧復興,地域創生も考えているので,その着想を得るためです。
ビーチまで足を伸ばせなかったのが残念でした。
外国人が多かったです。そして,交通渋滞。
都市計画の勝利なのか,自然にそうなったのか,は興味深いところです。
明日はイタリアに戻ります。
しかし,ペルージャまでは辿り付けないので,ローマで1泊です。
旅行から帰る安堵感みたいなのがあるのは,こっちの生活に慣れてきたのかな。
尊敬する先生から,
「ここがロドス島だ,さあ跳べ」
という言葉が。
重みのある言葉ですね。僕には出来ていません。
それを実践できるかどうかは,帰国後の1,2年にかかっています。
研究は進んでいませんが,着想は膨らんでいます。
学生の皆に理解して欲しいのが,
本物を見極める目をもってほしい,ということ。
学生が凄い,という・思う人物と,
プロが凄い,という・思う人物は全く異なることが多いのです。
その真偽を見極めるためには,学生自身が研鑽を積まないとなりません。
1つの基準は,歴史を原典を通して理解しているかどうか,
ということかなと思います。
さらに,価値の相対性を認められているかどうか。
人を騙そうと思えばいくらでも騙せます。
騙されない眼を持って欲しいのです。
教科書の再校が来ました…。
一週間以内に再提出です。
仕事があるのは,有り難いことです。
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