昼に1つ校正を提出,明日,論集の校正4本提出。
校正で直しちゃう僕も何なんですが…。
校正は,自分の馬鹿さに直面することになるので
好きじゃない作業です。
もっとも,そこから,新たな着想も生まれて,
何か調べ出すことも多いのですが…。
何度も書いていますが,
札幌の片隅の中堅大学で,
仕事が舞い込んでくるのは有り難いことです。
書けば,来るし,
書かないと,来ない,そして,書けない。
評論家でなく,プレーヤーでいたいのです。
何というか,神経症の会議ですね…。
研究,教育があるのであれば,
一時(いっとき)でも時間を無駄にしたくないと思うのですが…。
そうではないようです。
学務で仕事をした気になっている。
我われの仕事は,研究,教育であって,
社会で生起する問題に対して,学者としての立場から斬り込んで,
その結果(業績)を社会に問い,それを教育に反映していく。
研究のない教育は,予備校の授業に劣るものだと思います。
予備校の教育(授業)は,その内容・充実度で,淘汰されていきますが,
大学教育には,そういうチェックの目はない。
我われの相手は,社会・世界です。
こんなことで,怒っている僕も,社会・世界を相手にできていませんね。
ドメスティックな視点は,とっても情けない。
これが,尋常な状態だと思ったら,大間違いだと思います。
あるいは,僕がおかしいのか…。
ある有名な東大の先生が,
自分にはあと〇年〇ヶ月しか時間がない,と言っていた,と。
僕は,その先生の足の小指にも至りませんが,
その感覚を切実に感じています。
我われの面前には,考え・取り組まなければならない問題が
山積みになっています。
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